タッカーとは
タッカーというのはかんたんにいうと挟まないホッチキスです。本体のレバーを下に押し下げる、壁の場合は奥に押し付けることでホッチキスの芯をバチンと止めることができます。
コンパネや足場板にもしっかり食い込むので足場の上にシートを張るときなどによく使います。
タッカーの使い方
壁や床に全体がしっかり密着するように置いて、片方の手でタッカーの頭を押さえるようにします。
もう片方の手でレバーをグッと押し込むとバチンという音がして芯が打ち込まれます。
このとき頭の部分をしっかり押さえていないと芯の打ち込みも不十分な状態になってしまうので注意しましょう。たまに芯が詰まることがあるのでそのときは空打ちして詰まった芯を抜いてから使用します。
タッカーの芯の入れ方
本体下部のステープルガイドをつまみながら手前に引き出します。
タッカーの芯を口が開いている方が外側に来るように置いて引き出した部分を戻せば完了です。
おススメのタッカー
わたしがおすすめするのはマックスのタッカーです。
マックスは戦後間もないころからホッチキスの開発に力を注ぎ、さまざまなホッチキスを世に送り出し、現在では建築・建設工具からオフィス機器なども扱う大企業の名前です。
タッカーの芯はステープルといって幅が12ミリ、足の長さが6,8,10、13ミリと種類がありますが足場のシート張りなどに使うなら10ミリがおすすめです。
しっかりと食い込んで止まる割にはがすときもかんたんにはがれます。
ちなみになぜホッチキスと呼ぶのか、誰が開発したのかなど確かなことはわかっていないらしいです。発明者の有力な説として機関銃の発明者の「ベンジャミン・B・ホッチキス」が(いや、もうこの人だろ)マシンガンの弾送りをヒントにホッチキスの構造を考え出したのではないかと言われているらしいです。